個人競技の多くがそうなりがちですが、ジュニアテニスでも上位選手の顔ぶれは同じになる事が多いです
ドローが発表されて「またあの子か…」となる経験、ありませんか?
今回は、
- 子供が試合に出始めたけれど、勝てずに悩んでいる方
- 「うちの子だけ勝てない」と、孤独を感じている方
- 年齢が低いうちにイエローボールへ上げた(上げようか迷っている)方
、そんな方々に向けて、我が家が実際にやっている事・意識している事をご紹介したいと思います
具体的には、
- そもそもなぜ常連が生まれるのか?
- サーブが不利な時期をどう戦っているか
- 常連選手をどう観察しているか
、といった内容になります
先にお伝えしておきたい事
これまでの記事でもお伝えしておりますが、子供をプロにさせる気は毛頭ありません
ただ、
子供自身が「強くなりたい」と思ったタイミングで、手遅れにならないように
、という事だけは意識してテニスを進めています
そんな温度感の記事として、温かい目でお読み頂ければ幸いです
なぜ「常連」が生まれるのか?
まずは、なぜ同じ顔ぶれが勝ち続けるのか?を考えてみます
各地域によって違いはあるかと思いますが、ジュニアテニスで上位の常連になる選手には、下記のような要因があります
- 生まれ年の差
- テニス歴の差
- 練習環境(週何回/強い選手と打ち合えるか/コーチの有無)
- 試合数
- 親の競技経験

要因の中には、努力ではどうする事も出来ないものもあるから、出来る事に集中する事が大切ね!!

そうだね、生まれ年や親がテニスをしているのか?って事実はどう頑張っても変わらないからね、ただYouTubeなどで良い動画が見られたり、情報を取りやすい環境があるのはありがたいね!!
更にいうと、
- 専任コーチのもとに「強くなりたい」という子供達が集まり、チームとして強い
- 親がコーチで、小さい頃からテニスをやり込んで来た
- 親にテニスの知識があり、クラブ+マンツーマンの練習で強くなっている
など、先ほどの要因でいう「練習環境」と「親の競技経験」が揃っている子が、やはり上位に来ている印象です
ただ、オーバーワークでの怪我や遠征やプライベートレッスンに掛かる費用など家族全体の協力で成り立っている場合が多く、
- 子供の気持ちが無くなった
- 親の気持ちが無くなった
- 金銭的に厳しくなった
、などの理由から辞めていく選手も少なくありません

うちの子は、地元のクラブのみで練習をやっており、専属のコーチが付く環境ではないので、出場する試合や取り組む課題は自身で判断しております
サーブが不利な時期の戦い方
ジュニアの選手にとって、年齢の差が一番大きく出る動きがサーブだと思います
子供は1年で、身体の作りが大きく変わります
そのため8歳でU12のトーナメントに出場していると、サーブにかなりの差がある事に気付きます
仮に上からのサーブが入ったとしても、全てチャンスボールになってしまい、サービスゲームを有利に進める事ができません
もちろん、サーブを重点的に練習する方法もあります
しかし僕は、「肩を怪我してしまう」というリスクがあるので、やっておりません
身体ができていない時期に、無理に上からのサーブを打ち込ませても、得られるものより失うものの方が大きいと考えています

やはり、将来長くテニスを楽しんで欲しいですからね!!
スライスのかかったアンダーサーブも練習していないので、現在は、
とにかくドライブをかけて、跳ねるアンダーサーブ
、で試合に臨んでいます
狙いは、相手のバックの高い打点で取らせる事です
高い打点では強打がしにくいので、アンダーサーブでも一方的に叩かれる展開を防げます
※この考え方は、以前書いた「相手を想定した練習」の記事と同じ考え方になります
記事はこちらよりご覧頂けます
また最近取り組んでいるのが、
試合が進む中で上からのサーブが入り出したら、セカンドも上から打たせる
、という事です
ポイントを失う可能性はありますが、目先の1ポイントよりも、良いリズムで打てる事を優先する、という考え方です
とにかく、上の世代の大会に出ていく場合、サーブについて悩まされる事が多いかと思います
子供の肩の事も気にかけつつ、できる事で戦っていくしかありません
そしてもう一つ、負けてばかりで、嫌になっていないか?、も気にかけてあげる事をお忘れなく

両親や仲間の前で負けるのって、大人でも辛いものねぇ
常連選手を「観察」しよう
顔ぶれが同じという事は、相手の情報が事前に分かるという事です
これは、大きなアドバンテージです
事前に相手のテニスを観察し、どのような対策を講じるのか?作戦を立てる事ができます
例えば、
- フォアのチャンスボールは、クロスをメインに展開してくる
- サーブは主にワイドに打ってくる
- ネットプレーがほぼ無い
、など、相手のクセや特徴が事前に分かっていれば、試合のイメージをつけやすいですね
また、強い相手は自身の上達具合を測る指針にもなります
相手のコンディションにもよりますが、「前回は0-6だったが、今回は3-6だった」など、負けてもできる事を少しずつ増やしていけると良いですね!!
大会の選び方(出場戦略)
子供の性格によっては、勝ち癖をつけてあげる事も重要です
自身の子でいえば8歳なので、まだオレンジボールやグリーンボールの大会にも参加可能です
そんな勝てる可能性の高い大会を挟む事で、子供のモチベーションを保つ事も大切かと思います

ちなみに、うちの8歳の子は気持ちにムラが少ないので、早々にイエローの大会のみに専念しております
つまり、
- 負けが続くと落ち込むタイプ → 勝てる大会を挟む
- ムラが少ないタイプ → 上のカテゴリに専念する
、といった具合に、お子様の性格に合わせて選んであげるのが良いかと思います
ここからは、少し違う視点のお話です
「勝てない」と悩んでいる親御さんが多い大会って、
- RSK
- 中牟田杯
- 全日本(UNIQLO)
、あたりではないでしょうか?
これらは、全国で活躍しようと頑張っているジュニアが、狭き門を争っている大会です
そもそもの難易度が非常に高いという事は、親御さんも分かってあげなくてはいけません
SNSを見れば、そんな舞台に立っている子はすぐに見つけられます
- 相応のトレーニング量をこなしています(怪我のリスクとも向き合っています)
- プロテインなどで身体を作っています
- 遠征なども積極的に行っています
色々な要因が重なって、ようやく立てる舞台です
そこで勝てないからと子供を責めるのは、あまりにも酷だと思います

まずは「今出ている大会が、お子様に合っているか?」を見直してみるのも良いかもしれませんね
低年齢でイエローに上げるという選択
前章で「うちはイエローの大会に専念している」とお伝えしましたが、その理由を少し詳しくお話しします
現在8歳の子は、U12のイエローボールの大会に出場しております
先にご紹介したサーブの差や、身体のつくりの事もあり、中々勝てません
ただ、
- 周りが強い選手だらけ
- すぐに強い子と当たる
- 同じ大会に毎年出続ける事で、雰囲気を掴める
、というのは、悪い事だけではないと思っています

高い水準でプレーしていると、自身のプレーも引き上げられます
また、適齢期が来た時に実力を出し切れる、という準備の側面もあります
「オレンジにまだ出られるから」と出続けてしまうと、周りに置いていかれてしまう事もあります
確かに強い世代というのはありますし、毎回上位に入ってくる顔ぶれも同じ事が多いです
そんな中で、テニスを早めにスタートされたのであれば、
勝てないけれど、早めにイエローの試合に移行する
、というのも手かもしれませんね
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は、同じ顔ぶれの壁にぶつかっている中で、我が家がやっている事・意識している事をご紹介しました
改めてまとめると、
- 上位の常連は様々な要因で生まれる
- サーブが不利な時期は、できる事で戦う
- 顔ぶれが同じなら、観察して対策を立てられる
- そもそも、出ている大会が合っているかを見直す
、といった内容になります
ここまで色々と書いてきましたが、我が家もまだ勝てていません
ドローを見て「またこの子か…」と思う事も、まだまだあります
ただ、前回より1ゲーム多く取れた、など、小さな変化を見つけられるようになってから、試合の見方が少し変わりました

「うちの子だけ勝てない」って思いがちだけど、同じように悩んでいる親御さんは、きっとたくさんいるものね
リード文でもお伝えしましたが、僕は子供をプロにさせる気は毛頭ありません
ただ、
子供自身が「強くなりたい」と思ったタイミングで、手遅れにならないように
、という事だけは意識しています
そのためには、勝てない時期にテニスを嫌いにならない事が、何より大切だと思っています

結果が出ない時こそ、「楽しめているか?」を一番に見てあげたいですね
また新しい気付きがあれば、この記事にも追記していきたいと思います
同じように悩まれている方の、少しでも参考になれば幸いです
最後までお読み頂き、ありがとうございました


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