親御さんが、子供にテニスを習わせると最初に直面するのがルールの壁です
試合は15、30…と進み、何故かコートチェンジも最初のゲームだけは1回でして、後は2回づつという摩訶不思議なルールです
更に所々に謎の英単語が飛び交います
今回はそんなテニスでよく出てくる英単語について解説します
- テニスを始められたばかりの方
- 子供がテニスを習いはじめたばかりの親御さん
- 部活でテニスライフをスタートした学生さん
そんな方の一助となれるように、たまに出てくる単語のみを厳選してお届けします
宜しくお願い致します
英語について
「海外遠征を目指したい」と思っているのならば別ですが、英語を習ってもテニスは強くはなりません
「当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが、テニスのコールはfifteen、thirty…など基本は英語です
そこから「英語が必要なんだ」と英語を勉強している方をこれまでに何人か見かけたことがあります
しかし、テニスは、
その場に応じて知っていれば良い英単語だけでOKです
ただ、レット(let)など、単語と意味を合わせて正しく理解しておいた方が良いのは間違いありません
- レスト=rest
- レッド=red?
、とコールしている選手と自身もかなり出会います
「休憩」や「赤色」ではありませんww
言い方は何でも良いし伝わりますが、これまでうやむやにしてきた事をしっかり理解する事でテニスがより身近に感じられます
下記にて「これだけ知っておけば大丈夫」というものをご紹介致します
時系列で大会の申し込み〜大会後くらいの流れになる様に並べてご紹介していきます
それでは宜しくお願い致します
テニスで出てくる英単語
要項によく記載がある単語
practice(プラックティス)=練習
主に練習時間を表すのに使われます
練習開始時間や練習が出来る時間を指します
open(オープン)=誰でも参加可能
テニスのトーナメントのオープンとは誰でも参加できる大会を意味します
反対にクローズドトーナメントというものがあります
こちらは、
- 年齢
- ランキング
- 住んでいる地域
などによりエントリーが制限されているトーナメントです
基本的には男女は別ですが、小学校低学年くらいのトーナメントでは混同して行われる事もあります
OP(オーダー・オブ・プレイ)=進行表
試合のスケジュールを確認する為の進行表になります、
- 大会名
- 日付
- 試合について(コート、順番)
、などが確認出来ます
試合会場で出てくる英単語
entry(エントリー)=参加
エントリーとは受付を時間内に済ませることです
テニス以外でも良く使われますので問題ないかと思います
draw(ドロー)=対戦表
テニスのドローとは対戦表や対戦相手が決定した資料を意味します
- 当日に発表される場合
- 当日に抽選で決定する場合
- 前もって発表されている場合
、があります
デフォ=危険、失格
デフォはdefaultを略した和製英語で、DEFとエントリー表に記載されたりします
rest(レスト)=休憩時間
試合と試合の間の休憩時間という概念で良く使われます
「レスト15分で良いですか?」と言うはれたら、15分後に試合開始ということになります
試合中に出てくる英単語
let(レット)=サーブのやり直し
上記でご紹介したレットは、サーブがネットに当たってサービスラインに入った際のサーブのやり直しを指します
最近はそのままプレーを続行するノーレットルールの場合も出てきました
ただ、コールする人が審判なのか?競技者なのか?によって厳密には表現が異なるそうです
とりあえずは「レット」とコールしておけば大丈夫かと思います
サーブがラインからはみ出していた場合はアウト、ネットに引っかかって入らない場合はコールしなくても大丈夫です(誰が見ても入っている可能性が0なので)
adside(アドサイド)=テニスコートを縦に分けた時の左側
advantage sideの略になります
deuce side(デュースサイド)=テニスコートを縦に分けた時の右側
こちらは略さずに使われています
ノーアド=デュース後の1プレーでゲームを決める
non-advantageの略になります
レシーバーがコートを選び1ポイントを取った方がゲームを取ります
通常はアドバンテージがあり、2ポイントを連取した方のゲームとなります
game(ゲーム)=1区切り
15、30、40…とポイントを重ねると1ゲームという単位になります
試合によって、
- 相手より2ゲーム以上離して4ゲームを先に取れば勝ち=ショートセット
- ショートセットを2つ取れば勝ち
- 合計4ゲームで終了(2-2の場合は続行)
- 6ゲームを取れば勝ち=ワンセットマッチ
- ワンセットを2つ取れば勝ち
- 8ゲームを取れば勝ち
、などがあります
様々なルールをセルフジャッチで進行するテニスではスコアが分からなくなるトラブルも多いです
最近ではラケットに取り付け出来るスコアシールを使用する選手も見かけるようになってきました
振動止めタイプもあります
アップ=リードしている
スコアを尋ねる際、テニスでは身近な方の状況をメインに伝えます
例えば、同じクラブの選手が試合で4-1でリードしている場合のやり取りは、

試合どう?

4-1アップ!!
、となります
反対にリードされている場合は、1-4ダウン、となります
match(マッチ)=あと1ポイントで勝ち
あと1ポイントで勝利が確定する際にmatch pointを省略してマッチということが多いです
マッポ、という場合もあります
最後に
如何でしたでしょうか?
今回はテニスの紛らわしい英単語をご紹介致しました
意外に解釈が間違っていたものもあったのではないでしょうか?
この記事でテニスの英単語難民が減ってくれれば幸いです
また、「これは」という単語があれば随時追加していきたいと思います
それでは今回はこの辺で、ご覧頂きありがとうございました
2025/11/22


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